中仙道下諏訪宿  2006/3/18(土) 曇り

旅館は結婚式の披露宴が行われるようで忙しそうです。
「お天気もよくて良いお式になります」とお祝い事は気持ちが良い。

私達は何処へ行こう!? 毎回のコースのイングリッシュガーデンや
湿原には花が無いし.......やっぱり歴史散歩です。

まず
諏訪湖遊覧船に乗りました。
大きなスワン号です。 乗客は私達2名のみ 乗員は2名  
なんとも贅沢な貸切です。まつげの長い美人スワンでしたよ〜。

そして タイミングよく日本一の高さといわれる
諏訪湖間欠泉の吹きあがるさまを 船上から堪能できたのです。(^。^)v
 
                   撮影のタイミングはイマイチでした(^^;ゞ

下諏訪町立歴史民族資料館で和宮ご下向の詳細な記録がありました。
有吉佐和子著の「和宮様御留」は昔読んでいて興味がありました。

お嫁入りの行列が中仙道を江戸へ下り 下諏訪本陣に宿泊でしたが
空前絶後の大行列は 庶民が作業にかり出され大変だったようです。
「上役の方は ご褒美がもらえて潤ったのでしょうが 
しもじもには 迷惑な話でした」と 書かれていてちょっと気の毒な気がしました。

その
下諏訪宿 本陣池波家を訪ねました。
本格的築庭石庭園

お姫様のお道具

中仙道随一の名園と言われた庭もけずられ 狭く面影はわずかにでした。
和宮の使われたお道具やお部屋と ながめたであろう庭園に見入りました。

幕末の公武合体の犠牲となった和宮 男性の政争に利用された女性の
悲しさをおもいました。 和宮は偽者だったのかしら?

ここの本陣岩波家は 現当主が二十八代目になるとのこと。
受付の老婦人は岩波家にまつわる歴史を 立て板に水の如くの
よどみない説明にびっくり 感心しました。



ふらり 信州上諏訪温泉(妻籠宿) 2006/3/17(金) 晴れ

時々利用する上諏訪の旅館から「お一人様無料ご招待
(2名以上ご利用で)」の
"神渡の信濃路 特選プラン"の案内が届いていました。

3月20日までの期限付きでしたので まだ寒いかなと思いましたが
お得なプランと 温泉に惹かれて出かけました。ヽ(´▽`)/へへっ
今日は素晴らしいお天気で 富士山が輝いて綺麗でした。
今回の旅はお花も無い時期なので 歴史を訪ねることに!!
                       双葉サービスエリアにて

馬籠宿や妻籠宿は江戸時代にタイムスリップ......
ゆったりとした時間が流れていました。
宿場の景観を見事によみがえらせ 昔の旅籠そのままに 
格子の素朴な家並みが当時の賑わいを感じさせます。

馬籠は島崎藤村の
生家があり 馬籠宿の本陣・問屋・庄屋を兼ねる旧家でした
石畳が続く坂道を歩けば 昔の旅人気分です。

妻籠宿の"桝形"を
興味深く見ました。 街道を2度直角に曲げ 西国大名の謀反に備え
江戸への侵攻を少しでも遅らせるために設けられたとか。
中仙道の通行は参勤交代の指定路であり 皇女和宮の降嫁の際の
道筋は殆ど中仙道が使用されたとか 賑わった街道だったようです。

昔の旅人気分でのんびりしていたら 諏訪の旅館に到着が6時になって
予定より遅れてしまった。    温泉はやっぱりいいな〜(^o^)

食後に"ロビーコンサート"でサキソフォンの生演奏をききました。
今回も ムーンリバー・ロミオトジュリエット・枯葉.......と
心地よい懐かしいメロディーに癒されました。 ♪ d(⌒o⌒)b♪