わが魂は 輝く水なり 2008/5/23(金) 晴 

渋谷の BUNKAMURAシアターコーンへ 行きました。
待ちに待った 野村萬斎さま主演の舞台です。

作・・・・清水邦夫    演出・・・・蜷川幸雄

 斉藤実盛・・・・野村萬斎    斉藤五郎・・・・・尾上菊之助

     

         先日知人からのプログラムを読み
         勉強してからの鑑賞でした〜(^。^)
                  

老齢に達した平家軍の実盛が居ました。
戦うために生まれてきたような獣の本能を持っている
かつてはしたたかさと運の強さ に血の荒野を駆け巡っていた。

そんな実盛にとって 老い武者とみて侮られるのも.口惜しい・・・・・・
そんな実盛の老いの心の演技が 軽妙なしぐさの中に.....素晴らしい。

逆に 重々しい台詞がさらっと流れてしまった感は否めないかな。(^。^)?
足を引きずって歩くようすに 「国盗人」リチャードが重なりました。
それにしても 鍛えられたよく通る声に聞き入りました。 

父実盛の理想主義を受け継いだ 亡霊五郎との会話が面白い。
舞台に 美形の亡霊 五郎の登場はなにか安堵感をおぼえました。
五郎は狂言回しのような役割だったのかも。

実盛 五郎親子の語り合いが楽しくて 本当に仲の良い親子のようでした。
客席もドッと笑いが何度も ゆかいな舞台でした。

実盛の老いに対する心は現代にも通じるものがあると思うのです。
ラスト場面の暗転は 実盛の死の暗示であり 悲しかった〜

舞台装置の 風景の入れ替わりが 速やかで見事でした。
一転 華やかなフィナーレになって 萬斎さんが ポーンと飛び上がって
老齢ではない実盛にうれしくなりました。 (^_^;)

1980年に演出・実盛・・・・宇野重吉  五郎・・・・伊藤孝夫 巴・・・奈良岡朋子で
公演されたとのこと。 どんな風な演出だったのでしょう興味深いです。

エトワールバイオレット

ピチセラ系のクレマチスが 溢れるように咲きました。
紫色が映えて綺麗です。
 

国宝 薬師寺展 2008/5/18(日) 晴れ

東京国立博物館 ・ 平成館で開催中の「薬師寺展」に行きました。
日本の仏教彫刻の最高傑作のひとつとして知られる
国宝日光・月光菩薩立像がそろって 寺外で初公開は 興味がありました。

   

マスコミでも話題になっていましたから 日曜日だし
混むのは覚悟でしたが 入り口前看板に"50分待ち"とあり びっくりでした。

なんと 長蛇の列が何重にも折れて並んでいます。 \(~o~)/
素晴らしいお天気に 日焼けを気にしながら並びました。

寺内では両菩薩像は光背のために また聖観音菩薩立像も厨子内にあるため
素晴らしい背面側面を見ることは出来ないのですが この展示会では
じっくりと あらゆる角度から堪能できました。 

凛とした美しさに見入りました。 (*^_^*)
制作年代は 飛鳥時代または奈良時代とか 素晴らしい作者がいたのですね〜

上野でのランチは やはり "厳選洋食 さく○い"でした。
昔ながらの 懐かしくなるような洋食に 今風を取り入れたメニューが
気に入っています。   なんと大変な混みかたでここでも30分待ちでした。

 プリンセス・ダイアナが美しい

湘南クレマチス・キルス

クレマチスが次々の開花で 至福の時期です。(^◇^)